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67 2001年12月12日

郷愁のきゅーはち(1)
 

あれは、1994年2月18日のことであった。

私は、意を決して、パソコンなるものを購入したのであった。それは当時「国民機」とまで言われたNECのPC-9801 NS/Aであった。

ノートパソコンである。液晶が白黒である。ハードディスクはついていない。それでも

186,471円したのであった。(定価は24万8千円であ〜った)

なんでこんな半端な数字かというと、同時に緑電子のハードディスクを18,499円で購入したのである。容量は80Mである。今ならメモリーでも128M以上がふつうの世の中である。

ノートのメモリーは1.6Mであった。

それで本体+ハードディスクで20万4千9百70円である。しかも当時は全くの初心者。購入を決断するには勇気を必要とする金額であった。(ディスクトップならまだ安かったんだけど、置き場所が〜とか。。。今や部屋にパソコンごろごろしてますが〜)
 

そのNS/Aがジャンクで3、500円だった話は2年前ちらっと書きました。。。。。

今ではもう「きゅーはち」は「前世紀の遺物」と化しているのでは。。。

いやいやそれは哀しいぞ〜。。。。という、今回のシリーズである。が、更新速度は月1回程度でしょうかねぇ。
 
 

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私が買ったハードディスクには、マイクロソフトの「ワークス」というワープロ/表計算/データベース/通信に使えるソフトが入っていたのである。

「素人はソフトのインストールで躓くことが多い」とか雑誌に書いてあったので、それを鵜呑みにして、プリインストールされている方が安全じゃろうとばかりに買ったのである。

ところが・・・・じゃ。

電源を入れると・・・
 
 







マックなら
 
 








こうなるところじゃな。
 
 

マシンがOSを見つけられんのじゃ。当たり前じゃ。無いんじゃもん。
 

補足:当時ハードディスク内蔵のマシンももちろん存在していたのだが、NS/A120、つまり同じ機種の120Mのハードディスク付きなら、32万8千円。NS/A340、つまり340Mなら、39万8千円であ〜った。もともとハードディスクが付属してたらもちろんOSもプリインストールだがね〜。とは言ってもお高いのであった。。。
 
 

ということで、次の日にMS-DOS 5.0を買いに行きもうした。6,800円でごわした。
 
 


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昔、この雑記で、「パソコンを買って最初にしたのがOSのインストール! けど基本的にはフロッピィを出し入れするだけ、とか書きましたが、その時の昔話ですじゃ。

当時のわたくしは、ずぶの素人で、こわごわやりましたが、MS-DOSのインストールは別段難しくありません。フロッピィを差し込んで、電源入れます。
 

すると






とまず表示されます。Memory 640KBというのは所謂「メイン・メモリ」とか「コンベンショナル・メモリ」とか言われたメモリですな。初代9801はこの640KBもなかったそうでありますな。
ちなみに1024KBが1Mです。

すぐに
 
 







「プロテクト・メモリ」が表示されますな。上は1024KBつまり+1Mある、と。。。

それで、次に、マシンはOSを探します。見つからなかったら、
 
 






と文句いいます。

MS-DOS 5 のインストールディスク#1があると、フロッピィをがちゃがちゃいわせて
 
 






つぎに
 
 







と表示します。ここではハードディスクにインストールするんですが、フロッピィにもインストールできます。全部で5枚になったと思いますが。。。

(リターンキーはAT互換機のENTERキーに相当します。)
 
 






はい、リターンキーを押します。
 
 






ここで79以下を入力すると、1つのHDを分割使用できます(「パーティションを切る」と表現します)
 
 






よろしいです
 
 






はい、待ちます。。。。。。
 
 








どきどき・・・・
 
 







なんやら、ようわからんが、リターンキーを押させていただきます、はい。。。
 
 







いいも何も・・・・・・いえいえ、もちろん結構でございます。
 
 







がちゃ  がちゃ がちゃ
 
 






はい、これでよろしいでしょうか?
 
 







がちゃ がちゃ がちゃ
 
 







最後のディスクじゃ〜
 
 







お?
 
 







何や分からんが・・・・リターンキー押します。
 
 







は〜い。
 
 


 
 


 
 


 


 







ととと。。。。
 
 









はにゃ? 

なんや、これ?

こんな表示もできます
 
 







これを選ぶと〜
 
 







配色も変えられます
 
 







とるすと〜(もちろんマウス使えます)
 
 







げ〜、名前通りじゃ〜。
 
 

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一般に、MS-DOSはCUIのOSで、ユーザは呪文のようなコマンドを打ち込んで操作する、みたいに思われていて、それはもちろん正しいのですが、このようにMS-DOS上で動くGUIツールがDOS5からは標準でインストールされてました。(私はほとんど使いませんでしたが)
 

私の買ったハードディスクにも緑電子製のツールがついてました。今もう持っていないですが。。。
 

それに、OSだけじゃほとんど何もできない訳で、ワープロするにも、表計算するにも市販アプリを買う訳で、それはもちろんGUIでした。っていうか〜。私のパソコンを買った、そもそもの理由は会計ソフトを使うためで、その「弥生会計」というソフトは
 
 







という画面です。(ちょうどNS/A購入時の画面です)
 

見た目はGUI(っていうか〜)でもマウスは使いません。

私未だにこの弥生のMS-DOS版を使っています。Windows版にアップグレードしましたが、画面上の文字が小さくて使いにくい。もっぱらMS-DOS版で入力し、データをWindows版に移してプリントアウトしてます。我が家ではきゅーはちは現役です!
 
 


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何の話だったかというと、MS-DOSはCUIって言っても、ね〜。という話でした。

けど、もちろん、本質はCUIです。
 
 







のファイル操作の画面に移ると
 
 






これの、たとえば「ファイルのコピー(ファイル単位)をクリック(あるいはリターン)すると
 
 








ぐわ〜!舐めとるんか!  ですね、今となっては。。。。
 

CUIは「呪文のようなコマンドを覚える」以上に「ファイル名の入力」の方が鬱陶しかったりします。マックな人がCUIのことを言うと「呪文のようなコマンド」の話だけで、「鬱陶しいファイル名指定」の話はでません。(ファイル名に漢字とか使っていたら、コマンドは半角アルファベット、ファイル名は漢字で、FEP(日本語入力ソフト)で、うがうがうが・・・・)

で〜、中途半端なGUIとは決別してDOSプロンプトに戻りましょう
 
 







終了すると・・・・
 
 






これがDOSプロンプト

ドスのコマンドをプロンプト(即座)に受け付ける画面です。これぞ純粋のCUI。

で、これで素人は途方に暮れるわけです。コマンドを知らなかったらどうしようもない。

やけでhelpとか入力して、リターンしても
 
 






とまあ、素っ気ないご返事。。。。
 

もっとも、これはMS-DOS 5の話で、MS-DOSの6なら
 
 





と一応の助けを出してくれます。これは、6にはhelp.exeという実行ファイルがあるからです。
 

DOSの基本は「実行ファイルのファイル名を入力してリターン」です。

実行ファイルは、その拡張子が、com, exe, batに限られます。

その名前のファイル、ここではhelpと入力しましたから、help.com, help.exe, help.batというファイルをMS-DOSが(具体的にはcommand.comが)探します。見つからなかったら「コマンドまたはファイル名が違います.」という素人を混乱させるメッセージを出します。「そのようなコマンドまたはファイルは見つかりません」が混乱が少ない表現です。
 
 



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何の話でしたっけ?
 
 

そうそう、 郷愁のきゅーはち の昔話であったのであ〜る。
 

DOS 5のインストールなど、経験者には懐かしかったのではないでしょうか?

どうやって起動画面などをキャプチャーしたかというと、賢明な読者諸氏はお気づきのように、エミュレータを動かしたのでございます。

98はT98-NEXTとNeko ProjectII、マックはBasiliskIIを使用しました。
 
 
 

ということで、次回はエミュレータで復活する郷愁のきゅーはち編の予定でありま〜す。
 
 

98のエミュレータでは、Anex86という、正確にはエプソンの98互換機をエミュレートするシェアウエアが、単行本まででて有名ですが、フリーソフトのT98-NEXTをとりあげようかと思っております。

エミュレータはだいたい、実機のROMとOSを必要としますので、実機を持っていなければどうしようもないことが多いです。(例外はSharpのX68000で、これはSharpがネット上にROMやOSを解放してます。)他のメーカもぜひ見習ってほしいものですが、今のところシャープさんだけのようです。
 

「きゅーはち」のエミュレータは結構、実機のBIOSが無くても動いたりしますので、あと問題はOSだあ!
 

ということでWindows98のUpgrade Versionを持っている人向けのものです。
 

こうご期待。
 

各エミュレータの場所は

T98-NEXT http://www.pc98x1.net/%7Et98next/
Neko Project II   http://yui.ne.jp/np2/frame.html
BasiliskII  http://gamma.nic.fi/~lpesonen/BasiliskII/

です。





(ベルが動いていなかったら「再読込」してみて下さい)

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