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40 2000年2月4日

UNIXだよ、おっとさん。(1)
 
 

はっきり言って今回は”自慢”大会である。よって、読んでも面白くなさそうである。

んが〜。
 


 

実況中継である。この「さみだれ雑記40」は上のpublicフォルダからコピーしてきたものである。
 

このはibmというファイルサーバにある。マックのディスクトップにマウントするには、

のように「セレクタ」でAppleShareを選択する。OKからユーザネーム、パスワードを打ち込んで、マウントしていけばよい。
 

ibmは名前の表すようにIBM製のAT互換機である。CPU 486DX-2 68MHzの多分'93〜94年ごろのモデルである。会社の同僚からの貰い物である。(少額のお礼はした)
 

ウインドウズからは、どう見えるかというと、ちょっと写真とってきますね。取りました、その画像をpublicにコピーしました。(ウインドウズマシンで、です)

(マックに帰って)


 

ファイルが増えてますね。40_5.gifをこのページに張り付けますね。
 

ウインドウズのエクスプローラではこうなってます。Kuroというのはウインドウズ機そのもの(のうち「共有」してる部分)です。

以前の雑記でDOSのフロッピーにマックでマックのファイルをコピーしたときのことを書きましたが、ここでも、マックのHFSフォーマットではないディスクで「マック独自のボリューム構造」を再現するためにピリオドで始まる隠しフォルダなどを作っています。隠しフォルダがなぜ見えるかというと、隠す設定にしていないからです。
 

にゃにゃにゃにゃん。

ということで嬉しいのです。

にやにや。
 

今日は自慢じゃ、自慢じゃ。
 

(単純な私、であった)
 

まあ、これまででもイーサネットでマックとウインドウズを結んだら、マックは「Web共有」ウインドウズでは、各人の好きなソフトでhttpのサービスを働かせたら、ネスケなりIEなりのブラウザ経由でファイルのやりとりは出来ていたのであるが、ちまちましていたのでありました。
 
 

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いや、次の雑記はMacOS Xのことでも書こうかなあとか思ってのですがね、あれMacOS X Serverが元になっているとかいう話で、パソコンショップの書籍コーナーに本があったので立ち読みすると、何じゃいね、UNIXじゃないかいでした。ふつうのUNIXとはX-Windowが違うというのと何でもPOSIXだったかなんだったか、まあ標準的なUNIXの仕様と一部ずれている部分がある、とその本に書いてありましたが、後はUNIX、だそうです。

いや、日本語入力がCannaなんですよう! びっくりしたあ。Cannaとは、「かんな」と読み、NEC製のフリーの日本語入力ソフトです。

アップルさんのマックのサーバの日本語入力は自社製の「ことえり」ではなく、NEC製のフリーソフトで御座いました。

ということは、MacOS X Serverベースの次世代MacOSX(ややこしなあ)の日本語入力もCanna?

な訳ないだろうとは思うのだが・・・。

何の繋がりがあるかといいますと、サンのソラリス無料化の話は前の雑記で書きましたが、まあ「UNIXの勉強しなくっちゃ」とか思いまして、前Linixをインストールした時には、実用性がほとんどありませんでした。別にTexする訳じゃなし、C言語勉強する気になる訳でもなし、sambaするったって実用性があるわけじゃなし、インターネットは出来るけど、ネスケの文字がとっても汚いのでした・・・。

でLinixさんは、時たまゲームしたり以外はほとんど立ち上げることもなく、ウィンドウズ2000のお試し版をインストールした際に消されてしまうという儚い一生であったのでありました。
 
 

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と、ここに、夏頃貰ったIBMマシンがあるじゃあ、あ〜りませんか。世の中これから一段とUNIX、とかお調子者ぶりを発揮して、いっちょファイルサーバじゃあ、でありました。

HDが500Mしかないし、CPUがひ弱なのでX Windowは考えない(X WindowsはUNIXでGUIを実現する機能です)。
DOSはまあ有った方が便利かなあ、とDOSに50Mとって、あとの450Mに、Turbo Linux 4.0をインストール。
natalkというApple TalkをUNIXで実現させるソフトを入れました。と言っても、「いますぐ使えるTurbo Linux4 ビギナーズガイド」っていう参考書の教えの通りしただけではあります。(何のこっちゃ)
 


 

ということで、上のようにマックからはマックとして見えているようです。

ウインドウズ用にはsambaというUNIXをウインドウズに見せるソフトを動かしてまして、
 
 


 

ほれ、このようにウインドウズ機は同じpublicをWindows NT だと思っているようです。
 

愉快愉快
 

これまでは、ウインドウズとマックの画像を同時に使う場合は、書きながら「ここに後で画像を入れる」とか、あるいは「こんなこと書こう」とか思いながら画像を保存して、実際書くと予定が変わって他の画像がほしくなったり保存していた画像を使わなかったり、いやあリアルタイムでウインドウズとマックの画像を作りながら、書くなんてえ、夢のようだ(おおげさな私)
 
 

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まあ、Linuxマシンを使わなくてもMacにDaveというソフトを、あるいはウインドウズにPC MACLANというソフトを入れたら、ウインドウズの共有フォルダをマックにマウント出来るそうですが、いずれも定価が36,000円とか228,00円とかしたりします。
(マックの共有フォルダをUNIXやウインドウズにマウントする方法は今のところ存在しないらしいです)
 
 

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しかしネットワークでパソコンをつなぐのって面白いですねえ。異機種間は特に面白い。今これをiMac上で書いていますが、このファイルを保存しているフォルダを「Web共有」にしています。そこにウインドウズ機からブラウザ経由でおじゃますると、
 
 


 

と迎えてくれて、このファイルを開けば、マックで書いている原稿をウインドウズでも同時に表示出来るという、おお不思議。
 
 

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不思議といえば、不思議の国のtelnet。

telnetとはUNIXマシンに他のマシンからおじゃまして操作する方法です。Macでからまず、接続すると
 
 
TurboLinux release 4.0 (Ehime)
Kernel 2.2.9 on an i486 (ibm.ksk.co.jp)
TTY: ttyp0

login:
 

というログイン画面がでます。

これでログインネームを入れてリターンするとpasswardを聞いてきますので、それを入れてリターンすると、
 

とまあ、こんな感じでホームディレクトリに入れて貰えます。(Last Loginのkuroとはウインドウズ機の名前です)

これでviというUNIXのテキストエディタを立ち上げて、「テストだよ」と入力すると、
 
 

~Ce~CX~Cg~Bセ~B觴?25h

と確定されます。UNIXは漢字がEUCだからです。マックはS-JISなので、better telnetのsession-translateでEUCを指定して同じように「テストだよ」と入力し確定すると
 

~Ce~CX~Cg~Bセ~B觴?25hテストだよ

と表示されます。これを保存して、保存したファイルをマックで開くと(実はこれが大事だったりするのだが)
 
 

テストだよ・ニ・ケ・・ニ・ケ・ネ、タ、

と表示されます。(読める部分が反対になっていますが、前半がS-JIS、後半がEUCです。)

まあ当然といえば当然ですが、笑ってしまいました。

telnetの残念なとこは、konが使えないこと。konが使えなかったらFDが使えないのです。FDとはDOSからUNIXに移植されたファイラーです。ファイラーが無いとどうして困るかというとあのマック誌で嫌われているコマンドラインしか出来ないのです。しくしく。

コマンドラインの不便さは「難解な呪文を覚える」だけでなく、「指定するファイルなりディレクトリの名前を入力しないといけない」ということです。(中に殺人的に長い名前のファイルがあるんだよう〜)FDが使えたらファイルを指定してXキーを押せばそのファイル名が引用されますので、あとはコマンドを入力するだけでいいのです。表示されているディレクトリからHキーを押してコマンドラインを呼び出すことも出来ます。ここらへんはDOSの時代に親しんだFSというファイラーと同じで、便利。

あとtelnetでのこれからの課題は、rootで入るように設定する方法を見つけること。今これを書く間、IBMマシンは電源を入れただけで、何もしていません。ディスプレイにもつなげていないです。しかし電源を安全に切るにはマシンを終了させなければならず、これはrootしか出来ません。suというコマンドでrootに成り上がることが出来るのですが、成り上がりrootでは出来ないことがあるようです。まあ、それはそうで、マシンを遠隔操作で終了されたら困るのが普通ですものねえ。私みたいに個人使用が前提ではないですから。

まあ、ディスプレイを見なくても正しくタイプすればいいのですが・・・。
 

The system is going down for system halt NOW !! 

成功。ということで、他のログインしているユーザに上のメッセージを伝えた後にIBMマシンは止まりました。私は電源を切りました。
お休みなさい。
 

ということで、UNIX知らない人には、なんじゃらほい、知ってる人には、単純な奴よのう、と馬鹿にされそうな内容ではありましたが、いいじゃないの幸せならば。。。。
 
 





      


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