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30 1999年11月23日

マックの仕組み:デスク・トップとボリューム
 

今は昔、私のPerforma 6210のHDが500Mの頃の話である。

ウインドウズで使っていたCD-R WriterがMacでも使えたのである。(B's RecorderというCD-R書き込みソフトが、私の持っているドライブをサポートしていたのである)

で、マックでCD-Rを焼いたのである。CDを丸ごとコピーするのにはあまり問題はなかった。

問題が起こったのは、HDにあるファイルを焼こうとした時である。

選択画面に「ボリューム全体」「ファイル・フォルダ」(他にもオーディオとか・・)とあったのである。なんでボリューム全体を指定するんだろう?と無知な私は無邪気に、「ファイル・フォルダ」を選択して、焼きたいファイルを選んだ。焼いて、無事終了。

さて・・・マウント・・・されないのであった。

何故じゃ、何故なんじゃ〜!

ということで研究発表であ〜る。

と言っても、普通にマック使うのには不要な知識かも・・・・。
 
 

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まずは、ボリューム、である。

MS-DOS/Windowsの「ドライブ」に相当する。相当するが似て非なる物である。

デフォルト状態ではデスクトップ右上にHDのアイコンが一つある。これがボリュームである。
HDのパーティションを切って(HDを分割することを「パーティションを切る」と表現する)、たとえば3つのボリュームを作ったとすると、3つのHDのアイコンが現れる。この場合はHDのアイコンは3つでも、実物のHDは1台である。もちろん外付けHDをつなぐと(そのHDのパーティションの数だけの)アイコンが追加される。

AT互換機では、フロッピィ・ディスクのA:,(2台目があれば2台目がB):、ハードディスクがC:(から始まって存在するだけのHDに対応するアルファベット)。HDのドライブが終わると、次は、CD-ROMが存在すれば、HDがC:だけならD:。という具合にアルファペットが振られる。(あ、MOがあれば、MOはCD-ROMの前。。。ま、そこら辺はどうでもいいんですが。。。)

つまり、Aフロッピィ、CからのHDで、その後に周辺機器、これらのドライブがABC順で並ぶ。これがMS-DOS以来の流儀である。 例えば会社のノートは:

のようになっている。

Macユーザの中にはAT互換機は、アルファベットだけで、可愛げがないと思っている人もいらっしゃるようだが、上のように、マシンに「Jack」、C:に「Jill」と名前を付けることはできる。が、「出来ますよ」というだけで、たしかにMacのような可愛げはない。

マックの方は名前をつけてやならかったら、「名称未設定」「名称未設定2」とか、アルファベットより無粋な名前を付けるので、これはほとんどのユーザが名前を付けているはずである。

さて。。。

AT互換機の「ドライブ」はABC順で記号が振られる。Macでは「ドライブ名」はない。何のことかというと、フロッピィ・ディスク・ドライブには名前がない。上の図はエクスプローラでTree表示したとこであるが、

AT互換機では、フロッピィ・ディスク・ドライブ、CD-ROMドライブは「認識されていたら」表示される。(中にメディアが入っていなくても表示される)

Macでは、ドライブが認識されていても、メディアが「マウント」されていなければデスクトップに表示されない。

Macに、フロッピィ・ディスクを入れる。 フロッピィ・ディスクが「マウントされて」デスクトップに現れる。Windowsでは何も起こらない。

Windowsは「マウント」「アンマウント」には無関心なのである。これはWindowsの特徴である。ユーザが手動でする。上の図でいうと、A:をダブルクリックすると、FDが「マウントされて」中身が表示されるのである。

逆にWindowsユーザが、Macを触って分からないのが、FDの取り出し方である。Windowsでは手動、だから、単にフロッピィディスク・ドライブのEjectボタンを押して取り出せばいい。Macにはボタンがない。CR-ROMドライブにはあるが、押しても反応しない。「う〜ん?」である。「ゴミ箱にドラッグ・アンド・ドロップ」すると、「アンマウント」されてフロッピィが自動的に吐き出されるのである。「初心者に優しいMac」である。(ついつい「嫌み」を言ってしまう・・・)

ま、Macは、フロッピィを入れたままマシンを終了しようとすると、フロッピィを吐き出して終了してくれます。これは便利。Windowsではついついフロッピィを入れたままマシンを起動してしまい、「あ、またやった」とフロッピィを抜いて再起動になります。(これがいやならbiosで起動時にFDドライブを読みにいかない設定にすることは出来ます)
 

さて、すでにMacの最大の特徴が出てきました。Macでは

「ボリューム」が「マウント」されて、「デスクトップ」に表示される

のです。

Macユーザには当たり前かも知れませんが、これはMacだけ。 MS-DOSもWindowsもUnixも(多分OS2も、他のあまたのOSも)こんなことはしない。(別に非難しているのではない)

Windowsは、「マウント」「アンマウント」に無頓着。
Unixでは、前述べたが、root権限で手動で「マウント」「アンマウント」。Unixはドライブでもボリュームでもなく、ぜ〜んぶを、ディレクトリ構造の中に放り込んでしまう。

ここら辺は、こちらがいい悪いというよりそれぞれの特徴でしょう。個人が使うにはUNIXの流儀は面倒ですが、複数が使うのなら、ウインドウズみたいに無関心なのは「使えない」ってことでしょうし。。。

さて、

「ボリューム」が「マウント」されて、「デスクトップ」に表示される

場合のボリュームは、ある構造を持っていなければならない。これを仮に「ボリュームの構造」と名付ける。

Macは、原則として「ボリュームの構造」を持っていなければマウントできない

のである。

「原則として」と断ったのは、DOSフォーマットのフロッピィディスクなどはこの限りにあらずで、「ボリューム構造」(って私の造語だから他のところで使っても通じません。悪しからず)が無くてもマウントできる。ただし、フロッピィを書き込み許可にしておくと、マックのドライブ構造を書き込んでしまうのである。

私はこの「ボリュームの構造」を持っていなければ「マウントできない」ということを当然のことながら知らなくて、今から考えるとお馬鹿さんにも、ボリューム構造なしのCD-RをMac形式、たしか HFSだったっけ?ヒエラルキー(の形容詞形)ファイル・システム・・・、で焼いたもんだから、読めない!!

WindowsでCD-R焼くときは何も考えないでいいが、Macで焼くときには、「ボリューム」になっていること!は必須です。(音楽CD、および、isoなんとかの汎用形式で焼くときは別)

その「ボリュームの構造」が、「Macのデスクトップを作り出しているもの」なのであ〜る。
 
 

 @ @ @ @





Macの「デスクトップ」がどう作り出されているか、というと(一部私の推測が混じるが)、各「ボリューム」のデスクトップ情報を総合して(多分)Finderが作っているのである。

各ボリュームは、不可視ファイル、不可視フォルダがある。

下の画像は外付けSCSI HDをRingowinというWindows3.1上でMacのメディアを読むソフトで表示したものである。(久しぶりに立ち上げて貰った、NEC98のWindows3.1であった・・・。)

中身は漢字Talk 7.5.5のシステムフォルダ以外は、Macのファインダでは見えない。
Desktop Folderにデスクトップに置いたファイルやエイリアスが入っている。Trashはゴミ箱である。
他にもDesktop DB, Desktop DF, DesktopPrinters DBの不可視ファイルがある。

今度は、Mac OS 8..6のインストールCDである。これにも同様のファイル・フォルダがあることが分かるであろう。

ただし、すべてのMacのメディアが、Desktop Folder, Trash フォルダを持っているとは限らないようである。MOを見ていると、存在しないものもある。これは一度もデスクトップに中身のファイルを置いたことがない、一度もゴミ箱を使ったことがないMOであると思われる。


 

この画像はDOSフォーマットのFDをマックで開いて、gif画像をコピーしたものである。ここにもDesktop Folderがある。ゴミ箱もある。

これには、謎のResource.frkフォルダというものも存在する。リソース・フォークはマック独自の形式で、Mac以外のOSには無用の長物どころか、邪魔になるだけの存在である。それでリソースフォークとデータフォークを分離して保存しているようである。DOSに優しいMacであった。

Resource.frkフォルダを開くと:

とある。

Resource.frkフォルダを削除して、もう一度Macで開くと、PCファイルとして処理される。
この場合は、元のgifファイルはアイコンがおのおののファイルの画像の縮小版になっているという千差万別のものである。それが無地のPCアイコン、(あるいはGraphic Converterのアイコン)に統一されてしまうのである。

最後のMS-DOSフォーマットのフロッピィの場合は普通の「ボリューム」ではないが、それ以外の「ボリュームの構造」とは:

Desktop DB
Desktop DF

の2つの不可視ファイルは必須。

それに加えて通常:

Desktop Folder
Trash

の2つのフォルダを持つ。

(詳しく言うと、時として、DesktopPrinterDB,Desktop,Finder.datとかがあったり無かったりするのだが、ここらになると詳しいことは分からないし、分かってもそう役に立たないとは思って追求しないことにした・・・詳しいサイトとか知ってたら教えて欲しいな・・・)

ここら辺、自分で言うのも何だが、Mac Userの知らないMacの仕組みではないだろうか?
MacのボリュームをMacで見たらこうは見えないのである。

ウインドウズのエクスプローラには「不可視ファイルを表示する」という設定があるがFinderにはない。じゃ不可視ファイルは見えないか?というとそうでもない。
 

というシェアウエアがある。


 

いまこれは、Mac OS 8.6のインストールCDを見ている。上のWindows3.1で見た物と同じである。

真ん中のウインドウに不可視ファイルが含まれている。Desktop DBとDesktop DFである。

見比べてみれば分かるように、Macでは、Desktop FolderもTrashも見つからないのである。
 

Macでは、各ボリュームにある「Desktop Folder」が統合されて1つの「デスクトップ」、「Trash」が1つの「ゴミ箱」として表示される。

(虱潰しに探していったら、各ボリュームごとに複数のDesktop Folder、複数のTrashを表示するソフトが存在するのかも知れないが・・・知っている人がいらっしゃったらぜひ教えて下さい。)

その「統合されたデスクトップ・ゴミ箱」が分かっていれば、不思議は不思議でなくなる。

例えば・・・

アイコンをドラッグ・アンド・ドロップすれば、通常「移動」である。
しかし、実際は「ファイルが移動」するのではなく「住所が書き換えられる」のである。

それが合理的である。HD上の123番地から、345番地にファイルを移動するよりも、ファイルに付けている住所を123番地から345番地に書き換える方が楽である。特にそれが1メガを越えるとか、音楽ファイルで30メガ越えるとか考えると、他に選択肢のない方法である。

よってファイルを「デスクトップに置く」場合も、「1つのデスクトップに置く」のではなく、「各ボリュームにあるDektop Folderにそれぞれ移動させる」のである。

その証拠が「雑記27」における「まあ見て下さい」の「ポスペがいっぱい」である。見たい人は、これ、ね。

同一場所に同名ファイルは存在できない、が鉄則である。各ボリュームの複数Desktop FolderにあるエイリアスをMac OSが統一して「1つのデスクトップ」として見せているのである。

また・・・・

ぷっくら太ったゴミ箱の中身がフロッピィのファイルだけだったら、フロッピィを吐き出すと、ゴミ箱がやせる。そしてフロッピィを入れると、ゴミ箱がぷっくら太る。

わたしなんか、最初、「ふにゃ?」と思ったが分かってみると当たり前であ〜る。(分かっていても面白いが・・・)(あ、WindowsはFD,MOにはごみ箱を作りません。ということは削除するかしないかだけです)

フロッピィの中のファイルをデスクトップにドラッグ・アンド・ドロップする。その状態でフロッピィを吐き出すとデスクトップ上のファイルが消え失せる。また、フロッピィを入れるとデスクトップ上にファイルが忽然と復活する。

ところが、フロッピィを書き込み禁止状態にする。その状態でファイルをドラッグ・アンド・ドロップにすると、これはコピーになる。「住所変更」しようにも書き込み禁止。つまり「移動」出来ないからである。
 

@@@@@@
 

話戻って・・・

当時の私は「ボリュームの構造」:「Desktop DB, Desktop DFなどの「デスクトップ情報を示す不可視ファイルが必須」というとこをぜ〜んぜん意識していなかったから、「ボリューム全体」を選択しないとマウント出来ないのに「ファイル・フォルダ」を選んで、1枚CD-Rを無駄にしたのでした。

で当時、私のHDは500メガ。CD-Rは650メガ。なんと、CD-Rの方が大きいのであった。しかも、私の持っている焼き込みソフトは、直焼きが出来ず、中間ファイルの作成が必須。

どないせえちゅうんじゃ!

という状態であった。

で、どうしたかというと、MOの230メガを親にして、中間ファイルをHD上に作成してそれを焼く。という、230メガ以上のCD-Rは作れない、HDに230メガ以上の空きが必要というきちきち状態でした。

でもって、そのうち、AT互換機のHDがクラッシュして、災い転じて今のHDは4G

さ〜あ、たくさんボリューム作るぞう。ということで作りました。
 

作るのは簡単。Windowsマシンのようにfdiskを使ってと初心者を悩ますこともありません。
 

まず、インストールCDから立ち上げます。Cを押しつつ起動です。

ドライブ設定を立ち上げます。(それらしいフォルダの中にあります、「ユーティリティ」だったっけ?)
 

こういうアイコンです。すると、Mac OS 8.6の場合は

このような画面になります。「ぬえ、8.1、とかは私が付けたボリュームの名前です。2行目は、インストールCDです。3行目はMOです。

一行目を選択して、「初期化」をクリック。

みなさんの画面ではもちろんみなさんが付けた(あるいはディフォルトの)HDの名前が表示されます。

この場合はもちろん「カスタム設定」をクリックです。


 

 「パーティション概要」というとこをクリックすると、上のようなポップアップメニューが出ます。
8.1の画面よりはわかりやすくなっています。「4パーティション」というと全体を4つのパーティションに分ける」という意味です。

下の「1 ProDOS, 1 Mac OS」のProDOSって何?って思っていたら、なんと、AppleIIで使われていたファイルシステムなんだそうで〜す。

AppleIIで思い出しましたが、一部のMacファンは「ビジネス・マシーンのIBMに対するアンチ・テーゼとしてのMac」みたいな神話を信じているようです。「当たらずとも遠からず」とは思いますが、信じきっている人がいるとしたら、そのような人たちは、AppleIIは、Lotus 1-2-3が登場する以前、ビジカルクという表計算ソフトを持つりっぱなビジネスマシンだったことをご存じなんでしょうか? 

Apple II に対するアンチテーゼでもあるのですね、Macintoshは・・・。

(私はGUIが使えるほどハードの性能が上がったからMacが登場しただけで、ことさら「思想」を持ち出す必要ないと思うけど・・・。あるいは醒めた見方をすると、IBMパソコンの登場でApple IIに未来はないと悟ったAppleが「将来売れるMac」に賭けた、と、夢がない!と叱られそう・・・でもさあ、ウォズニアックって人はオタッキーな技術者っぽいけど、ジョブスって何か「一山当てるぞ!」っぽくない?別に一攫千金を非難しているんじゃなくて、「理想のパソコン」みたいな「ロマン」だけではないでしょう?って言いたいだけです・・・)
 

 話戻って、これを例えば4分割したいのなら
 


 

こうなります。名前は、すべてが終わった後でリネームします。もちろん名称未設定でいいとおっしゃる方はそれでかまわないと思いますが・・・。

「タイプ」をクリックすると

というメニューが出ます。私は「標準」にしていますが、どっちがいいのでしょう?よく分かりません。まあ、1パーティションの容量が大きいと、「標準」では「小部屋」が広いので無駄がでるそうです。しかし、最近のHDの容量を考えると別に無駄が出てもねえ?

ちなみに、Windows では従来型がFAT16、拡張型がFAT32です。2G以上のバーティションを作りたければFAT32が必須。私のマシンは1台がFAT16、1台がFAT32です。FAT32の長所はMacと同じで、「小部屋」が小さいのでHDの無駄が少ない。欠点はデフラッグ(MacでいうNortonのSpeed Disk、ファイル断片化解消ツール)に時間がかかる。

多分マックでも同様に、「拡張」を選択するとSpeed Diskに時間がかかりそうな気がしますが、ここら辺に詳しい方のご意見をぜひお伺いしたいです。

さて、上の単純4分割でいいや、という人はこれで「OK」をクリック。

ただし、CD-Rを将来的に買おうかと思っている方は、650Mのパーティションを切ることをお勧めします。というのも、「ボリューム全体を丸ごと焼く」のですから、例えば500メガのボリュームだったら、500メガしか使えない。1Gのボリュームだったら、CD-Rは650メガ、(もう一つ上のクラスはあるが、それでも)1Gは入りきらないのでCD-Rが焼けません。

その場合は、諦めるか?というと、、1Gなり5GなりのHDの中に、650メガの「仮想ボリューム」を作り、それを焼くという手法があります。この「仮想ボリューム」をマウントさせると、実際のボリュームのごとく扱えて、NortonのSpeed Diskもかけられるという、Windowsユーザからみると「不思議な世界」が現出します。Apple社製のDisk Copyを使ってもいいようです。

ついでに付け加えると、HDが有り余っている人はCDを「仮想ボリューム化」しておくと、CDとHDのアクセス・スピードの差だけ早くなります。ゲーム・フリーク必須の知識でしょうか?
 

@@@@@@

え? HDに複数のボリュームを作って何のメリットがある? ですって?

まあ、私は今、MacOSのコレクションしてます。

漢字Talk 7.5.1
漢字Talk 7.5.5
Mac OS 8.1
Mac OS 8.6

の4つが一つのHDに同居してます。それを「起動ディスク」で切り替えて立ち上げ。まるでNECの98みたいです。AT互換機にはこんな芸当は(System Commanderとか使わなければ)出来ません。(阿呆ちゃう?・・・・って言われそう。。。)
 

一般人にお薦めな使い方の色々:
 

複数のボリュームから立ち上げられるので、ノートンがCDからブート出来なくても、Speed Diskが使える。

ボリュームの容量が小さいと、ノートンでディスクのチェックが早く終わる

OSを新規インストールして、設定などを済ませたボリュームをほかのボリュームにコピーしておく。
こうして予備をとっておくとシステムが不安定になったとき、再インストールする必要なし。

「実験ボリューム」を作っておけば、「お試しソフト」とかを何の気兼ねもなく入れられる。不安定になっても「実験ボリューム」が不安定になるだけである。とことん不安定になったら「実験ボリューム」内のファイルを全部消去してしまえばいい。空になったボリュームに新たに「予備ボリューム」にあるファイルを全部コピーすれば、それだけで「出来立て状態」に復帰。

(あ、ポスペで一杯のデスクトップの最後の不思議はバックの壁紙です。あれはMac OS 8.0のインストール時の壁紙。ところがCDから起動したのではない。あれはCDの中の「システムフォルダ」を「120」という外付けHDにコピーしただけ、です。それだけで120から起動可。ただし、8.6では文句言われて起動しません。 8.6でも一度HDにインストールしたものなら、「システムフォルダ」をコピーするだけで立ち上がる。あ、上書きコピーは危険です。元にあった「システムフォルダ」を削除した後でコピー、の方が安全です)

少し高度になるが、あるアプリ専用に、不要なQucikTimeやら何やらの機能拡張を取り除いた、高速起動、スリムな「**専用ボリューム」を作る。仕事で使う人にお勧め。

新しいMac OS 9 を入れるとき別のボリュームにインストールすれば、バグで・・・動かない!と、パニックになることもない。

とか・・・

ところで、MacではHDのボリュームをアンマウントできます。HDのアイコンをゴミ箱に入れる。するとアンマウントされて、デスクトップから消える。おそるべしMacintoh!(と言ってもほとんど使い道がない)(あ、もちろん起動ディスクは出来ません)
 
 

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またまた長編になりましたが、ついでに。。。。。

Appleって・・・・

Mac OS 9 を売りながら、iMac, iBook G4(も?)はMac OS 8.6のままで売っている・・・。とっても不思議。

Appkeって・・・・・

iMacとかを11月7日だったか覚えてないが、それ以後に買った人は2500円だせば、MacOS 9を送っていただけるのだそうだ。。。。。。金を取る云々以前に、Mac OS 9を入れて売る「能力がない」のだろうか?・・・本当に「逆転してる」

Appleって・・・・・・・・・

かと思うと、自分とこのホームページから、漢字Talk 7.5.3/7.5.5 Upgradeを無料でダウンロードさせていただけるという・・・昨日3〜4時間かけでダウンロードしました。「いよっ、太っ腹!」
英語版System 7/6も無料ダウンロード出来るけど、これはインストールしようとしたら、「このマシーンには使えない。もっと新しいOSが必要」と言われてしまった。。。。

Appleって・・・・・・・不思議な会社ですねえ。せこいのか太っ腹なのか分からない。ま「良くも悪くも」Think Differentな常識にとらわれない会社なんでしょうね。
 
 




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