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25 1999年10月24日

 

いつのまにか、このページ始めて半年たってしまいました。

な〜んか、あっという間。

予想外はカウンターが700越えたこと。まあ、カウンター数が、やはり気になったりしたりして、ちょこちょこ行っていたりするけど、1日1回として180回。本人分を差し引いても500を越えるアクセスは意外・・・。

別にカウンター数増やすのが目的でもないんですが、それでも少ないよりいいですよねえ。200ぐらいだとこのページにくるのは自分ばかりなり、って馬鹿みたいな話にならなくてよかった、と一安心の半年後でした。
 

これからもよろしくお願いします。
 

で、まあ、半年記念のあいさつもそんなに思いつかないし、記念特集も別に思いつかない・・・、で
 

開設当初との物価比較。
 

雑記(1)5月6日付けに

 
 最新のPentiumIII500Mが82,800円。マザーボードが1万8千程度。あとメモリーがFSB100対応になるから、64Mなら9,300円、奮発して128Mなら18,300円。11万前後。やっぱ高いなあ。celeron433Mなら、19,800円+マザーボード+アダプタで4万かあ・・・。
という一節があるんです。

で、同じ店で値段リスト貰ってきました。

Pentuim IIIの500Mは、29,800円。半年経たずして、82,800-29,800=53,000円の値下がり。

celeron433Mは、19,800円が9,800円です。

やっぱり買わなくて正解でしたね。

今回の最新版はPentium III 600M 133Clock 69,800円也。ううむ、外部クロックが133Mにまで上がっている。(最近新機種情報に疎い私である、だってえ今のマシンでそう不満ないんだもの)

話題になってるらしいAMDのAthlon 650Mが72,800円。本家のIntelよりクロック数も高ければお値段も高い!
 

ハード・ディスクはというと、雑記(4)1999年5月27日に

1万4千で4G、1万8千で8ギガ
って言ってますが、このリストでは、11,800円で6.4G、14,800円で13Gになってます。

ハードディスクで不満なのはロースペックものが、市場から姿を消すこと。2Gで5千円とかあればいいのに・・・元とれないのかなあ? ロースペックでいいから安価なもの、っていうニーズはあると思うんだけど・・・。

しかし、パソコンって辛抱できるまで辛抱するがよい。どんどん安く高性能になる。(ただし例外もあって台湾の地震のおかげでメモリーは高騰。64Mが19,800円、128Mが29,800円、倍近い。)

しかし、ほんと、最新のハイスペック機を買う人の気が知れない。
 

今のマシンを当分使うぞ、と心を新たにした私でした。
 

脱線して、安くパソコンするなら、絶対AT互換機で自作ですね。
 

ただし、今一台も持っていない人は、下手に自作するより出来合いのものを買った方が安かったりします(特に10万円を切る廉価パソコンの場合)。その場合はショップ・ブランドの、マザーボードが一般的な規格(例えばATX)のもの、それと、余り小さいしゃれたケースではなく、ちょっと無骨でもハードディスクとかが増設できるスペースがあるものがお薦め。メーカーものはマザーボードが特殊な規格だと思うので、ケースが再利用できないはずです。
 すでにメーカものを一台持っている人は、それを最大限利用。CPUに下駄を履かす、つまりOver Drive Processerなんてもので延命するのはお薦めしません。それより利用できるパーツをすべて再利用して、組み立てる方をおすすめします。
 
それで、2代目からは、補強したいパーツ代だけで済みます。

例えば最新のPentium III 600M 133Clock 69,800円也にしても、これにマザーボードが2万弱、メモリが高いがそれでも10万ちょっとで最新鋭マシーンです。まともに買ったらいくらか知りませんが40万とかとられるのではないでしょうか?

新聞の折り込み広告で、Celeron 466MのソニーPCV-R51V7という機種が226,999円也と出てましたが、Celeron 466Mは12,800円。celeronなら外部クロックは66Mのままのはずなのでメモリーは今のが使えます。マザーボードは、1万5千円程度かな。この機種は、CD-RW内蔵だそうで、私は、CD-R持ってるから要りませんが買うとしたら、Mitsumi のATAPIが20,800円、HDが17Gだそうで、私のが6Gだったから11Gほど足りない。増設する必要を感じないが、10G増やして、12,800円。これでもまだ6万ちょっと、です。まともに買い換えたら22万7千円。

ね〜え。絶対2台目は自作、でしょ。

(1台目から自作はあんまりお薦めしないですね。Bios画面を見たこともない、Windows98をインストールしたこともない人がのっけから作るのは・・・。私だって、NECのマシンで、メモリー、ハードディスクの増設、Windows のインストールとかを経験してからのAT互換機自作ですから・・・)
 
 

ところで、雑記(1)9月18日に

G4。いいじゃないですか。(略)しかしグラフィックボード、上位機種2機がAGPで、20万を切る機種はPCIってのは何ですか!今時DOS/Vの世界ではAGPが常識で、ひっとしたら10万を切る機種でもAGPでしょうというその時期に、最下位の機種でさえ、PCIを残すなど・・。ビデオメモリーが16Mというのは、私の8Mより勝っているから許す、が最上位機種は32Mとか積まなくちゃ、ぶつぶつ。
とか好き勝手書いてますが、じゃーん

同じ店のリストには、AGPのグラフィックボードが16種類リストアップされています。

一番安いのが、ビデオメモリー4Mで、4,000円。8Mになると1万前後。16Mで、1万5千。32Mが、18,800〜35,800円也。

まあ、私8MのAGP使っててそれで不満感じていませんが、3Dのゲームとかする人には足らないんでしょう。

んでもって、PCIモデルは?

1種類。4Mのビデオメモリーで、5,000円。

ぐえ〜!もう完全にレガシーと化しています。かえってAGPより高い!(入手困難ということでしょう)
 

まあ、マックのG4の最下位の機種がAGPを採用しなかったのは、従来のマザーボードですませたから、PCIしか使えないということでしょうが、やはり、最下位機種もAPGにしなくちゃ。

最上位機種は32M積まないと、箔がつかないでしょう箔が!高くても、35,800円だぜ!

最上位機種なんてどうせ、一般ユーザが、カタログ見ながら「誰が買うんだろうねえ?」とため息をつくためのモデルでしょ。「VRAMが32M???私のiMacなんて買ったままだから、普通のメモリが32Mなのにい!」ってため息を引き出さなくてどうする!

くどいわたしであった

が、何故同じ文句繰り返すかっていうと、「私が欲しくなる機種を出してくれ!」ってのがちょっとありますね。AT互換機を強化する予定は今のところ無い。マックの6210で当分遊びますが、あれはいかんせんCPUも弱いし、それ以上にVRAMが何メガなのか書いてないけど、0.5Mぐらいかなあ、1M絶対にない。800×600で256色までってのは厳しいです。ついぞや、Web Design BBSってとこで
「macとwinで色が変わってしまう。」っていうやりとりがあって、全文引用すると、やけに長いので、部分的に:
 
 

macとwinで色が変わってしまう。


> WinとMacで共通して使える色は 216色しかありませんね。 

いわゆる「ブラウザ共有色」ですね(^^)

で、常々思っていたのですが、1677万色表示可能のモニターでも
WinとMacで色のズレって起きるのでしょうか……?

「ブラウザ共有色」の話題は、「256色しか表示できないモニターで
ブラウザ共有色以外の色を使った時にカラーシフトが起きて、WinとMac
では見え方が異なる」という話の流れで見かけるので、じゃあ、
フルカラーモニターならどうなのだろうと疑問に思っているので……(^^;)



> フルカラーでは発生しない問題ですね。うむ。

ありがとうございます。なんか安心しました(笑)

というのも、HTMLの本をみてると、新しい本(1999年出版とか)でも
「できるだけブラウザ共有色216色を使うように」云々ってあるもの
だから……(^^;)

まあ、前提としてあるのが「みんなが256色以上のモニターでみている
わけではない」云々という文章。たしかに理屈としてはそうだけど、
少なくとも今の状況では、フルカラーでないモニターのユーザーを
探す方が難しいじゃあ?(いないとはいいませんが……)


確かにフルカラーでないユーザーっていないですよね。
あと、redとか書くのをカラーネームっていうんですか。
ありがとうございます。ひとつ賢くなりました。
いろいろありがとうございます。

ということで、まとめると:

256色しか表示できないモニターでブラウザ共有色以外の色を使った時にカラーシフトが起きて、WinとMacでは見え方が異なる

ってとこですが、これが、以前、「マックではさみだれ雑記のロゴ色が違う!」と書いたその原因みたいです。対策は?なんですが、これが「フルカラー環境では発生しない」らしい。だから
 
少なくとも今の状況では、フルカラーでないモニターのユーザーを
探す方が難しいじゃあ?(いないとはいいませんが……)


確かにフルカラーでないユーザーっていないですよね。

ってことで、面倒だったら、色の違いは無視したら?どうせ、問題が起こる256色環境でブラウズしてる奴は「探す方が難しい」ってことらしく。。。

あ〜りゃま。たしかにウインドウズでは1200×のサイズで32ビットTrueColor状態ですが(そりゃ8MのVRAMだもの)、6210のマックちゃんは800×600で探す方が難しい」256色

ふん!書いている人たちに悪意がないだけよけい応える256色。

そして確かに同じモデム使っているのに、画面表示にマックの方がだいぶ時間を食う。CPUの差もあるんだろうけど、VRAMの差の方が大きいんでしょう。
 

ということで、悲しくもぼろくそにけなされた6210ちゃんでした。よしよし泣くんじゃないよ。
 

まあ、当分6210とお付き合いしますが、なんせ探す方が難しい256色の6210ちゃんですから、気に入った機種があれば買ってもいいんだが、G4の馬鹿たれ、いまどきPCIモデルじゃ購買意欲が起こらないだろう!という文句でありました。

基本的にレガシーな人間なので、SCSI機種は使いたいとなると、第一候補はG4じゃないですか!そのG4に買いたい機種がなかったら・・・・・白色G3の中古ということになるんでしょうか?でもこれ中古屋で、たしか16万弱の値段がついていたような・・・。
 

*  *  *


ところで、最近、幸町図書館で「アップル」という本を借りました。この本を書いた人は、どうも「マックを愛しているが故に、マックを瀕死の状態に追いやったアップル経営者が憎い」と思っているらしく、歴代経営陣がすべてこき下ろされるのですが、そのマックを愛している人でさえ、
 
 
アップルは当初マシンを”われら一般人のためのコンピュータ”として売り出したが、80年代の終わりには製品ラインがあまりにハイエンド寄りに偏り、実際には”われらエリートのためのコンピュータ”になっていた。(上 p.170)

って書いてます。

ハイエンドの方が利益率が高いからでしょうが、どれくらい利益率があったかというと、わが日本では:
 
1995年には、日本市場はアップルの売上高のまる5分の1を占めていた。それだけではなかった。日本ではウィンテル市場はまだ形成されず、NECや他の国産メーカーがそれぞれ独自の難解なOSで格闘していたので、アップルは引き続きジャン=ルイ・ガゼーが感涙にむせびそうなプレミアム価格をつけていられた。おかげでアップルは、本国では価格戦争のおかげで全体的な祖利益が落ち込むばかりだったものの、日本での祖利益率は1990年代初頭の大半を通して50パーセント近くに膨れ上がっていた。(下 p.165)

なんだそうな。

「NECや他の国産メーカーがそれぞれ独自の難解なOSで格闘」という一節が気にくわないが、それは置くとして

祖利益率が50%

だったんですって。高かったはずだ・・・。しかも、「本国では利益率が落ち込むものの・・・」ですって・・・。1995年以前にマック買った人は、完璧ぼられていたということになります。怒れ全国の貧乏マックユーザ!ってとこでしょうか。金持ちのマック対貧乏人のAT互換機だったんですね・・・。

この「プレミアム価格」路線はウインドウズ3.1が登場して急速にあやしくなる。

そして、ウインドウズ95以降、OSとしての優位は無くなる。と書けばマックユーザで「かちん」とくる方がいらっしゃるかも知れないので、「絶対的な優位は無くなる」と言い換える。これでも文句いう人は明らかに、「マック教の信者」であるので、このページの作者は相手にしない。(何か喧嘩売ってるような書き方だなあ・・・)

で、

Windows95以降のマックがいかに生き抜くか?となると、簡単で

Windowsマシンより少し高くても売れる機種を出す

ってことしかない。

伝統的に、マックは「高級ブランド品」だったし、これからもそうでないと生きていけない。
 

アップルは過去のように暴利をむさぼることはもはや出来ないが、ウインドウズ・マシンより安くなることはない。ひょっとするとアップルは「ウインドウズより安い」というかも知れないが信じてはいけない。ウインドウズ・マシン・メーカはウィンドウズ98代をマイクロソフトに払うだけですむが、アップルはMacOSを自社で開発しなければいけないのである。安くなるはずがない。

マックユーザはウインドウズ・マシンよりは割高な金を払うよう運命づけられているのである。

では、割高な料金をユーザに喜々として払わすものは?
 

デザイン
 

しかない。

それでもってのiMacであり、青色G3である。考えてみると必然である。

以前、雑記で、無邪気に

(雑誌の)付録アンケートをぼやっと見てたら、何故、iBook, iMacを買いたいか?の選択肢の中に

インテリアを兼ねて

というのがあった。

ふにゃ。

とか書いてますが、私が馬鹿だっただけで、デザインこそがマックの最大の武器なのである。

他にはない。(ちょっと過激すぎます?)

まあ

安さのAT互換機 VS 付加価値のマック



の構図は変わらないでしょうね。今のところマックの付加価値というと私には「デザイン」しか思いつかない・・・。そろそろiBookが店頭で見れそうです。楽しみだなあ・・・。

ついつい長い雑記になりました。今回はこの辺で。
 
 


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