さ み だ れ 雑 記 | 23 | 1999年10月4日 |
MacでFDのコピーだよ。
ウインドウズでは、まず、エクスプローラを立ち上げ、フロッピィをクリックして、後は、右クリックし、
ディスクのコピーを選べば終わり。簡単でしょ。
さて、Macでは?
画面上の白いバーの「特別」には「ディスクの初期化」はあっても「ディスクのコピー」はありません。
Performa付属の解説書。無記載。でも、この解説書ってフロッピィの取り出し方も書いていない。
あのねえ、フロッピィを挿入する。ディスクトップにフロッピィのアイコンが現れる。
それはいいですよ。しゃれていますよ。でも、取り出す時は?
ゴミ箱に入れる。
そんなん誰も思い付かんぞ。ま、教えてもらえれば後は簡単ですし、メニューバー(というのかな画面上の白いバー)の「特別」で「取り出し」があるから、取り出せますが・・・。
何の話でしたっけ?
MacでFDのコピーの仕方が分からない!
っていう話しでした。
6210付属の説明書には当然のごとく書いてないし・・・・・・
「MacからWindowsへ転向する本」にありました。なになに
FDの内容を丸ごとコピーする場合は、まずコピーしたいFDを入れて、特別メニューの「ディスクを取り出し」を選択。すると、FDはアイコンの影を残して吐き出される。云々。。。。やってみるべえ。
吐き出されるだけ。影なんか残らん。
嘘書いてる訳でもなかろう・・・・
OSのバージョン違いによる違い?
むう。MacでFDのコピーをするとは、そんなに難題なのか。。。。
。。
。。。
。。。。
。。。。。。。
。。。。。。。。。。。あった
幸町図書館で借りた「マックチップス完全版」
ディスクの影を残して取り出すこれか?ディスク間でコピーを取る場合などに便利
command + option + E
おお影が残った。
それで?、と。新しいフロッピィを入れて、その上に影になっているアイコンを放り込む(ドラッグ&ドロップ)ってか?
あん?
何じゃこれ?
しかも、なんという日本語?「1.3M足りません」と言いたいのか?
ま。DOS/Windowsなら「フロッピィの中にあるデータはすべて消去されます。続けますか?」っていう表示が出て、OKを出すとそれで終わりなんだが。。。フォーマットされてないフロッピィを入れたらフォーマットしてコピーしてくれるし・・・・。
ま、中身削除して。と。どうだ?
へ? まだ、文句いう?
じゃ、初期化。
何故じゃ?
何故なんじゃ?
Macが簡単って誰が言った?!
あれ?
こいつは文句言わずにコピーするぞ・・・・。
違い:文句が出るのは、残り0KB、つまりパンパンのFD。出ないのは残り1MのすかすかFD。
う〜む。
ま、疲れたっちゃ。
ということで、パンパンのFDは中身をとりあえずHDにコピー。それをフロッピーにコピーして、と。
ということで、その時はそれで誤魔化したのでした。
***************************************
今回、これを書くにあたって、正確をきすために再現をしたら。。。。。。。
1枚目のやつ。残り0KBのパンパン・フロッピィ、のコピー。
世にも不思議な現象が。。。。。。
まず、DOS/Vで使ってたフロッピィをMac Formatで初期化します、ね。
すかすかのフロッピィのコピーは問題ないんです。
ところが、パンパン。残り0KBのフロッピィ。こいつが問題児。
原本のフロッピィを影にして、新しいフロッピィを入れ、そこに影になった原本のアイコンを放り込みます。これは無事コピーできる。
その逆。新しいフロッピィを影にして、原本のフロッピィを入れ、原本のアイコンを新しいフロッピィの影に放り込む。
と表示されて駄目。
う〜ん。順番が大切なのか?
ところが。同じフロッピィを再度フォーマットすると(DOS→Mac→Macの計2回)、前回駄目だった、新しいフロッピィを影にしてオリジナルのアイコンをそれに放り込むという順番でもコピーできたのである。
う、ううむ。うちの6210だけが特殊なのか、どのマックでも起こる現象なのか?
ところで、こうして出来たコピーは原本と全く同じではありません。どこが違うのか私には分かりませんが、1枚目は、オリジナルは、空きスペースゼロ。それのコピーは空きスペース11KB。2枚目はオリジナルは968KBの空き、コピーは1MBの空き。
空きの違いは、不可視ファイルが原因でしょう。マシンの環境によって作られる不可視ファイルが微妙に異なるのでしょう、とこれは今のところの山勘です。
******************************
さてはて。
これじゃマックでは、フロッピィのコピーは諦めて、中身を手作業でコピーすればいいってことか・・・。
でも、DOS/Windowsのように、FDの複製を作ることは出来ないものか?
ということで思い出したのが、imgファイル。
たしか、Quick Timeがイメージファイルたらになっていて、それをマウントしてってユーティリティがあったぞ、ごそごそ。あ、これ。
え?
Disk Copy 6.1.3-J
な
なんだあ。
Appleさんも人が悪い。
これこそ、フロッピィをコピーする本来のツール。それならそうと最初から言ってくれれば。。。(この場合、ディフォルトでHDにインストールしてくれれば、ということです−最初から言うって−くどい私)
でもって、Disk Copyは、私は雑誌のおまけCDのを使いましたが、Mac OSのCD-ROMの中にあるそうです。
使い方はいろいろありそうですが、まず立ち上げて、フロッピィを差し込む。すると、フロッピィの名前.imgというファイルを作ります。(この**.imgファイルをMOなりCD-Rに保存しとくと、フロッピィが壊れたり、紛失したりというとき、フロッピィが復元できて便利です)。
イメージファイルから、フロッピィへの復元はDisk Copyをまず立ち上げて、「ユーティリティ」から「フロッピィの作成」を選んで、復元したいイメージファイルを指定するという手順です。(フロッピィのイメージファイルを作るのと同時に、フロッピィのアイコンも作るので、ちょっととまどいましたが。。。)
かくして、空きスペースゼロのFDも無事、空きスペースゼロの「完全な複製」が出来ました。
めでたし、めでたし。
今回の結語:
それにしても謎に満ちたマックの世界であることよ。