祝 武蔵丸横綱昇進 一応隠れファンなんで。でも正直な話、万年大関の方が似合っているような気が・・・。
さみだれ雑記(4)1999年5月27日
よ〜し、Linuxマシーンを作るぞ、マザーボードとCPUとメモリーとビデオボードは眠っているのがあるから、ケース(¥9800)買って、CD-ROM(¥3800),フロッピー(¥1980)ドライブ買って、なぜかキーボードとマウスがあって、そうそうCPUクーラー(¥1200)がいるなあ。ハードディスクはどうすべえ?安くなったと言っても高いしなあ、1万4千で4G、1万8千で8ギガなら8ギガよなあ。でも1万8千はなあ・・・。ぶつぶつ。(以前に比べたら驚異的に安いのだが・・・)
ということで、いまのマシーンの6Gのハードディスクを外して、スレイブで使っているハードディスクをfdiskで起動可能にして再フォーマット。Windowsのインストール。ありゃりゃ起動速度が早くなった。それでも8G+8Gで16Gあるもんね。(6G外す前は22G。完璧アホ状態でした。でもねえ音楽CD焼いていたら・・・)
さ、ハードディスクはできた。これで2万以下で出来るぞ。よっこらしょ、と2台目の自作パソコンを作り出しました。
ケーブルの向きはどうだったっけ、やっぱ忘れてるとマザーボードのマニュアル見て、ケースが風変わりなの買ってしまって、フロッピードライブで苦労しましたが(言葉では説明しにくいので省略)組み立てて、またまたWindowsのインストール。Linuxだけのマシーンにしてもいいんだが、6Gあるし、何でもLinuxの設定の時に、IRQやDMA,I/Oの情報をWindowsで調べて・・・。みたいなこと書いてるし、ってことで2日連続でWindows98のインストール。すんだ、と。あれれ、フロッピーディスクが読めない。れれれ???あああ。bios見直したら、フロッピーを3modeサポートの設定のままにしてた。一台目の自作パソコンのフロッピーは、NEC及びサンヨーのワープロのフロッピーのために1.2Mが読めるTom
Catの5千円程度する贅沢ドライブ使っていたのでした。
さ、Linux入れるゾ。
でも、Linuxって何? と私のページの数少ない読者の大多数が思ってるんじゃ・・・。
かーんたんに言うと、PC-UNIXの一種。狭い意味では、フィンランドのLinus
Rorvaldsさんが作ったカーネル。広い意味ではそのカーネルを使ったもの全部。
でも、これって「手短に」言っただけで、「簡単」じゃないですよね。PC-UNIX、カーネル、ってまた分からない言葉が出てくるし。
それに偉そうに言っている私自身が、ついほんのさっきまでは、Linuxって何であんなに種類が多いんだ?フリーソフトって言うくせに何であんなに高いんだ?とか思ってたんだから世話はない。
けど、タダだから、ってことでLinux始めようとする人は、やめたがいい。考えようによってはWindows98なんか、パソコンの「オマケ」のようなもんだし、参考書も1冊買えば何とかなるのでは? けど、私なんか、もう参考書4冊買って計8、580円。うぐうぐ。
最初に買ったのが「まるごとわかるLinux読本」って本。1980円+税。
厳密にはLinuxはカーネルだけ、ってのもこの本で初めて知りました。私自身ずぶの素人なんで、間違ってたら誰か訂正してね、ということで、簡単に言えば、カーネルとはOSの中でハードとのやりとりを担当する部分。OSの土台と言えましょう。MS-DOSでは、io.sysとかmsdos.sysに相当する部分。それをリーナスさんが作った、と。で、もともとUNIXの世界は、copyleftと言って、ソフトをコピーして左の人にあげましょうという、「情けは人の為ならず」という諺の本来の意味が生きている世界で、リーナスさんが作ったカーネルを核にして、フリーソフトを寄せ集めて、いっちょまえのOSにしちゃった、と、乱暴に言えばいえるでしょう。
んでもって、Linuxには、主要なものでも、Slackware, Red Hat, Turbo,
Debian, Mac用のMkLinux等々と何種類ものいわゆる「ディストリビューション」が存在しますが、これは、そのまんまではインストールの超むずいLinuxをインストールしやすくし、それに商用ソフト(ワープロ、日本語入力、True
Type Font等)を付け加えたもの。
で、なるほどなあ、ですが、私の買った「読本」にはTurbo Linuxから商用ソフトを除いたCDが付属。これ「試用版」ではなく、商用ソフトを除いた「正規版」。え? 「サポートなしの正規版」。どうも、市販しているTurbo
Linuxの料金は、実費と、商用ソフト料とサポート料金、ということらしい。
これからは、ソフトを売って金儲けするんじゃなくて、「サポートを売って」金儲けをする時代?!?!?
話それますが、私の使っている会計ソフトが、Windows98版の「アップグレード案内」じゃなくて、98版そのものを送ってきて、「これをもってWindows95版のサポートはうち切る」と一方的に宣言! あんれ、アップグレード版売って儲けるのが普通だろうに?
つらつら思うに、この不況、アップグレード版安くしても、あんまし買ってくれないだろうし、それよりはサポートを98版のみに一体化したほうが効率的と判断したんでしょう、多分。
話戻って、Linux。
Linuxで、MacやWindowsのように、GUIで窓開けて作業するモードをX Window
Systemと言います。ビデオカードのドライバが必要になるんですが、これがまたXFree86といって無料配布。これはLinuxだけでなく、FreeBSD(PC-UNIXの一種)も利用している有り難い組織。けど、うちのビデオカードのドライバがあるのかどうかまずお伺いを・・・。ということでホームページに行ったら、Rendition
Verite 1000Lは無い。Rendition V 1000はある。う〜ん。同一物だとは思うんだが・・・。もう一枚。Riva
128。お、こいつはあった。
ところが、きっちょんちょん。これって、XFree86の3.3.3なんですよね〜。Turbo
LinuxのXFree86は3.3.2。3.3.2のサポートリストにはRenditionもRivaも無い!!Red
Hat Linuxは3.3.3だそうだけど、買うか〜。とりあえず、RenditonとRivaをサポートしている、xsvga.tgzってファイルをダウンロード。このファイルを適当なディレクトリに入れて(多分解凍とかするんだろうなあ)、そんでもって設定ファイルをつついて・・・。でも、3.3.2に3.3.3のファイルで動くのかなあ?あ〜あ、先は長いぞ。
と、ま、「読本」読みながらインストールを始めました、ここでfdiskっと。分からん。読本、読本。これでいいのかな?よしよし。・・・ん??今たしか3.3.3とあったような?ビデオカードの自動認識。そんなんするか!手動っと、あった!Riva128がある!何で? ま、よかった、よかった。ディスプレイ選択。うちのiiyama無いよ。カスタムとな。周波数帯域、水平周波数、垂直周波数とな。カタログ、カタログ、捨てていないぞ。どこあんだ。みっけ。疲れるなあ。ディフォルト色数。画面サイズ。周波数。フォント解像度・・・X
Windowのテスト。失敗。うろうろ。失敗。うろうろ。失敗。うろうろ。成功。あ〜あ。
・・・・・うう。「パシフィック・ハイテックに連絡ください」、だと?「バグ番号」だと? 何じゃこれ??
は〜い、はじめからもういちど。
2回目にして成功。startx、でX Windowsも立ち上がる。ネスケもある。4だけど。さーモデム行ってみようか?
ダイアルアップはPPPでいいんよなあ。Phone Numberっと。PPP longin name,
PPP password。Allow any user to (de)activate interfaceにチェックを入れる、と。れれ??プロバイダーはどこに書くんだろ?
それに、ほれ、あの、なんだ、そうそうDNSっちゅうのも設定せにゃならんのじゃないか? どこだ?分からん。「読本」の馬鹿やろ〜!まさか電話番号だけでつながるはすもなし・・・かけちゃえ。 「ぴぽぱ」 !!!ちがう!!!それって「トーン」じゃろが、わしんとこは、由緒正しい「パルス」じゃ。自慢じゃないがWindowsでも、トーンとパルスを間違えてつながらなかったんじゃ。「読本」の馬鹿やろう!
モデムのマニュアル眺めてみたら、何とMacの設定のとこに、パルスはATDP、トーンはATDTと書いてあって、そう設定したら聞き慣れたパルス音に変わりましたが、これでその日は終わり。
「Turbo Linux 3.0 ハンドブック」1,200円+税 「まいどあり〜」
はいはい、これでいいんでしょうか?電話してみますね。あ、途中で切られたようですね、雰囲気からして。お、繋がりました。
ってんで、このホームページにLinuxのネスケで訪問。
え?何で? 日本語が異様に小さい。アルファベットが異様にでかい。あれ。アンダーバーのWelcome・・・日本語部分が文字化けしてる・・・。ふ〜む。
フォントの設定をつついて大きさの不揃いは解決しましたが・・・。文字がきちゃない。
それにしても、日本語処理。Wnn(「うんぬ」と読むそうな)っていうFEP。「にほんごの」を変換すると「二本ん五野」と変換された。いくらなんでもそれは・・・。cannaは比較的まともです。サンヨーの10年ほど前のワープロ並の賢さはあるみたい。